「節約」と聞くとイメージするものはどのようなものでしょうか。
一般的には、
「少しでも安い食材を買いに遠くのスーパーに行かないと」とか
「電車代がもったいなので2駅歩こう」など、
こんなイメージをされてる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こういった日々の努力での節約も大切ですが、それよりも先にやって頂きたいのが、固定費の削減です。
固定費の削減は1度やってしまえば、自動的に節約ができる仕組みになります。圧倒的に楽な節約方法です。
また固定費の削減は投資をするうえでも、非常に強力な武器になってくれます。
固定費の削減の具体的なものは住宅ローンの借り換え、格安スマホにする、保険の見直し、有料放送などの月額サービスの解約、新聞代・・・etc
私は投資信託を活用して、皆さんの資産が大きくなることを祈っています。
では、なぜ「固定費の削減をしましょう」というような投稿をしているのかというと、「固定費削減は資産形成に直接影響がある」からです。

お金を増やす方法は3つしかありません
お金はあるに越したことがありません。
そのため、「お金を殖やす」投資方法などが世の中には溢れています。
(本当に殖えるかの議論は置いておきます)
でもお金を増やす方法は基本的に3つだけです。
投資はその中の1つであり、手段でしかないので、これに振り回されないようにして下さい。
お金を増やす方法は基本的には以下の3つしかありません。
「お金の増やし方」
2.支出を減らす(節約する)
3.投資で増やす
3つ並べましたが、比較的イメージできるものばかりではないでしょうか。
この中でいうと投資で増やすというのが一番馴染みが薄いかもしれません。
そこで1つ簡単なクイズです。
皆さんが投資をする時にたくさんのお金を手に入れるために大切なことって何だと思いますか?
利回りではなく、「実額ベースでたくさんお金を得る」ために大切なことです。
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わたしは投資額だと思っています。偉そうに当たり前のことを言いました(笑)
簡単な例で説明しますね。
同じ利回りで運用されているAさんとBさんがいたとします。
・Bさんは毎月投資信託に5万円投資しています。
・利回りはそれぞれ5%で運用したとします。
さて、上記の条件で2,000万円を目標にお金を貯めようと思っています。
AさんとBさんのどちらが先に目標を達成するでしょうか。
・・・またまた当たり前のことをしつこく書いてしまいました。
もちろんAさんの方が先に目標を達成されます。
でも意外と投資をされている方でも利回りばかり気にしている方が多いです。
では、私たちが投資に回せるお金を増やすためには、どうすればいいでしょうか。
先ほど見た通りですね。方法は2つです。
収入を増やすか、支出を減らすかだけです。
この中で比較的、簡単で、かつ自分でコントロールできるのが支出を減らすことです。
投資のリターンはある程度の見込みは立てられても、コントロールはできないですし、会社員の場合、収入アップも簡単ではないと思います。
そこで、まず取り組んでもらいたいのが支出を減らす、その中でも固定費削減になります。
わたしのイメージはこんな感じです。

会社員さんの場合、給料から税金が引かれて、毎月必要なお金(固定費)の支払いをして、残ったお金が使えるお金ということになります。
使えるお金を増やすことにより、結果的に投資に回せるお金(イメージ図の右下)を増やして、投資額を増やしていくというアプローチを基本としたいと思っています。
もちろん頑張って固定費を下げたのであれば、少しぐらい贅沢してもいいと思います!

節約はなぜ固定費からなのか
節約というと食費や交通費の節約をイメージされる方も少なくないかと思います。
食費や交通費などを変動費と呼びます。
変動費の節約も、もちろん効果的ではありますが、最初に手をつける節約ではないと思います。
理由は、変動費の節約は日々努力が必要で大変だからです。
固定費の削減というのは1度やってしまえば、基本的にその後はほったらかしでも効果があります。
先ほどから固定費、固定費っていってますが、具体的には毎月一定額の費用負担のあるものです。
主な固定費
携帯電話や通信費
生命保険、損害保険
新聞代
光熱費
もっとたくさんありますが、ザックリこんな感じです。
イメージだけ掴んでもらえればと思います。
それでは固定費の効果について少し具体的にみていきます。
例えば大手キャリアから格安スマホに変更した時をみていきたいと思います。
格安スマホに変更する際には、どこの会社にするのかを考え、simフリー、MNP申し込みなど、たくさん調べることがあり、嫌になります(笑)
ただ、そこでやめずに1時間頑張って、1度変更してしまえば、翌月からは勝手に安くなってくれますよね。
例えばわたしはUQモバイルを使っているのですが、月額1200円ぐらいで使えています。
以前はソフトバンクに9000円ほど払っていたので、7,800円ほどが労力なく節約できています。
これ夫婦でやって、その浮いたお金を貯金や投資に回せたら、どうでしょうか。(我が家は夫婦でUQモバイルを使っていますので1,5万円ぐらい節約に成功しました)
皮算用ですが、月に1,5万円を5%で30年間運用できれば
「1,200万円」ぐらいになってくれます。
貯金していても「540万円」になります。
月数千円ぐらい安くなっても・・・と考えられるかもしれませんが、「数千円」安くできるものを複数見つけることができれば、非常に大きな資産を築く手助けになってくれると思います。

すぐに見直しすべき固定費とは
固定費を見直すことについて書いてきました。
では、実際に固定費を見直しをする際に、どのようなものから見直しをすべきかを簡単に書いておきます。
今後、固定費削減のそれぞれの投稿も作成していきます。
固定費見直し一覧(今後も更新予定)
携帯電話→格安スマホを使う
自動車→売却してカーシェア・レンタカーを検討する
電気代→電力会社を変更
生命保険→過不足なく加入できているかの確認
損害保険→ネット損保などで安くできないかの確認
新聞代→日経新聞を無料で読む
有料月額サービス→不要なモノは解約
ざっと思いつくところで、この辺りではないでしょうか。
全て削れるところは削ってしまったという方はなかなかいらっしゃらないと思います。
この中でも個人で比較的簡単にできるのは、「格安スマホ・電力会社・新聞代・有料月額サービスの解約、自動車の売却の検討」などだと思います。
一方で住宅ローンの借り換えや保険の見直しなどは、少し専門的な知識も必要かもしれませんので、ご自身で難しい場合はFPさんなどに相談されて下さい。
わたしに頼ってくれてもいいのですが(笑)
固定費削減において大事なことは完璧を求めないことだと思います。「完璧を求める」この考え方の多いんではないでしょうか。
実は私も以前はそうだったんですが、結局行動が遅れるだけで全く良いことがなかったです。
例えば、1番安くて、1番有利な格安スマホの契約方法は・・・と考えていると、どこの代理店でやるのか、どこの携帯会社にするのか、どのタイミングでやるのか、など調べるだけで大変ですよね。
ある程度は安くなる方法を調べた方がいいと思いますが、完璧を求めるのではなく、70点でいいと思います。
(もちろんすぐさま、徹底的に調べることができる人は是非そうして下さい)
今より安くできれば「成功」です。
完璧を求めずにまずは行動してみましょう!!
あとは実際に使ってみて、使いにくい点などがわかり、詳しくなったりすれば、また見直しをすればいいのです。
やってはいけないのは「1番安い方法を調べるのに疲れて結局やらない」というのは避けてもらいたいです。
わたしもこのブログを通じて、いくつか固定費の削減にお手伝いできるように投稿していきます。
固定費削減についてのまとめ
・変動費と比較して固定費削減は圧倒的に楽チン
・数千円の固定費をいくつか節約できれば非常に大きな資産になってくれる
・固定費削減において完璧を求めすぎない
本日も最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。